21世紀の職業 1月28日 NGOガーナプロジェクト 近藤様のセミナー内容です。

講演会レポート

中高生向けセミナー「21世紀の職業・君の未来に夢を!」

ご講演者:特定非営利活動法人ACEの近藤光様

 

第四回目の今回は、ガーナで児童労働を減らす活動支援を行う近藤様をお迎えし、プロジェクト内容や国際協力で働く為に必要な力をお話し頂きました。

<児童労働の現状>

皆さんは児童労働という言葉をご存知でしょうか。児童労働とは簡単に言うと、教育を妨げる労働や、18歳未満の危険・有害な労働のことを指します。現在世界には約1億6800万人もの児童労働の子供がいます。

<児童労働は他人事じゃない>

ガーナのカカオ農家は買い手への交渉力が大変低い為、低賃金での労働、児童労働が多く存在します。この児童労働、実は当事国ガーナだけでなく日本、ドイツなどチョコの最終消費国にとっても大きな問題があるのです。1つ目の問題点として、幼少期から労働に酷使させられる子供は、大人になった時、体が悪くなり働けなくなってしまう可能性があります。2つ目の問題点は、最終消費国が、安いという理由だけで商品を輸入し続けると、国内での雇用が生まれづらくなり、最終的には経済の成長に支障をきたすという事です。つまり、児童労働の問題は、当事国だけでなく、児童労働により生み出される製品を消費する側にも問題が起きてしまうのです。

<国際協力の仕事って何だろう>

このような問題に対し解決に導くのが、国際協力のNGO団体や青年海外協力隊と言われるものです。将来、国際協力に関する仕事をしたいという方もいると思います。では国際協力をするにあたり必要なことは何なのでしょうか。好奇心、熱い気持ち、語学力…それらは勿論大切な事です。しかし近藤様が一番に挙げられたのは『強靭な体力』。病院もほとんどなく生活環境の整っていない過酷な状況下で、様々なプロジェクトを遂行されてこられた近藤様ならではのお言葉でした。

 

お忙しい中、ご講演有難うございました。

獨協大学 経済学部 関根 優子

近藤様セミナー写真