ベルリン国際映画祭

掲載日:2016年02月17日

「ベルリンファッションウイーク」が終わり、ブランデンブルグ門の前に仮設されたステージが取り除かれたと思っていたら、もう次のイヴェントが目白押しで待っているベルリン。次のドイツの首都での催しとは、泣く子も黙るベルリナーレ。このベルリナーレも今年2016年には、66回を迎え、ベルリンの人気の定番のイヴェントとして、すでに長い間定着している。

ポツダム広場界隈では、公式の入場券前売りの始まる前から、来るべく映画祭の準備に忙しくなり、いつもとは違う雰囲気を感じるのは、私だけではないようだ。それはまるで、アップル社のストアの前で、新しいiPhonをリリースする前のような期待感があふれ、活気だって来る。そんな中、何としてもこの入場券を手に入れたいと思う人は、寝袋をかついで前日から強気で、チケット売り場の前に陣取っている。

ベルリナーレの時期は、このベルリンの街全体がスッポリこの映画フィーバーの中に包み込まれてしまう。この大都会には、映画写真家、映画フアン、ジャーナリスト、映画製作会社、俳優、映画鑑賞者の人達が溢れ、今まであった秩序が崩れ、ジェングルの中にいるかのような錯覚に陥ることがあるほどだ。

この特別な雰囲気は、ベルリンをついにはヨーロッパの映画界のメッカと押しあげて行く、そんなある種の権威を感じさせる物がある。例えば、人気のレストラン、「ボーヒャルト」や「グリルロイヤル」、ハイヤットホテル、リッツカールトンホテル、ホテルデローマ、等のお馴染みの高級レストランやホテルも、有名な映画スターが平気で行き交い、気軽にサインに応じたり、道行く人と話しをしたり、それが可能なのがベルリンなのである。

このベルリン国際映画フェスティヴァルは、世界でも意味のあるフェスティヴァルである。ヨーロッパのプレミアルでたくさんのジャンルから成り立っている。この多岐にわたるジャンルがあると言うことから、映画ファンの層も多岐に分かれ、映画が一同に万人に開かれて行く、余所では見られない特記すべき機会である。

それのみならず、到底自国で鑑賞することは出来ないであろう外国の映画を、しかも大きなスクリーンで楽しむことも出来る。

審査員もキャリアのある人達を集めており、今回の審査委員長には、3度もオスカーをもらったハリウッド女優メリールストリープが任命され、授賞のトロフィーを受け渡すことになっている。

全ての映画ファンの方に、このかけがえのないチャンスをゲットして頂きたい。
これは、映画ファンには、「マスト」の国際映画祭であることは間違いない。
暁湖(あきこ) さんより

FullSizeRender